『脳腫瘍になり意識レベルが低く、
すでに余命宣告をされた人です』
と紹介された患者さん。
自力での呼吸も難しいようで
酸素ボンベに繋がれている。
起きることも出来ず、
毎日ただ寝ている状態だという。
背中に床ずれが出来ないように、
数時間おきに看護師が体を動かすと言っていた。
もちろん、下の世話も看護師がしている。
(これって生きていると言えるのか?)
その患者さんを見た時に
一番初めに思ったことはそれだった。
その後、何も言うことがなくて
ただひたすらその患者さんを
ぼーーーっと見ていた。
私は嫌だ。
こんな状態になってまで生きていたくない。
どうしてこんな状態になってまで生かすんだ?
これが正義か?
(生きる=善)なのか?
本当に?
こんな状態を見ても、
『生きているだけで素晴らしい』と言えるのか?
どんな気持ちで言うんだ?
どの面下げて言うんだ?
これって拷問じゃないの?
こういう状態の人を見ると、
そう思うようになった。
こんな状態になってまで
生きていたいと思う人って本当にいるの?
私は嫌だ。
余命宣告を受けた時、
まだ自力でどうにか出来るのなら
ギリギリまで生きるのも良いのかもしれないけれど、
死んだも同然のあの状態で
あと数か月生かされて
いったい何があるというんだ?
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【yagawafuyu様】
【生き方は人それぞれ】なように、
死に方も人それぞれあって良いと思うんですよね。
【死】を【汚い】と思い、忌み嫌い
【死】という人間が逃げることが出来ない問題から目を背け続け、
自分が死ぬ時に、やっと死ぬに死ねない苦しみで
最期の一呼吸までもがき苦しむという悲惨な現実が待っていることに、
日本でも出来るようにしてほしいと思います(*^-^*)