『曹叡って、そういう人やったんやな』の巻。。。 - 異星人と交信した結果、撃沈。。。。。。。。。。。。。。。。。。

今日も中国歴史ドラマ
【三国志～司馬懿　軍事連盟～】を
観ているのですがね。

曹叡（そうえい）に、同情してしまう。

どんな理由であっても（子供の頃に母親を殺された）
という事実だけが鮮明に記憶に残るし、
母親が必要な時に母親を奪われると、
一生の傷になるよね。

愛人が家に来たのは、私が８歳の時だったけど、
３番目の弟は３歳下なので、まだ５歳だった。

幼稚園の年中さんの時。

３番目は母親に甘えていた時だったし、
父と違い、実母は３番目を可愛がっていて、
いつも、３番目が実母に甘えていたのを覚えてる。

訳も分からない状態で、
男を騙すことしか考えていない、
下半身のだらしのない２５歳の継母が家に来て、
弟も困惑していた。

私も嫌だった。

学校で
『２５歳の人が８歳の子供を
産むなんてできるわけがない！
　あなたのお母さんって偽物だよね（笑）』
とずー－－－っといじめられていた。

継母と私は１７歳差なのと、継母は元看護士なので、
絶対に何があっても、私を産むなんて無理やろ。

３番目の弟は、
とにかく母親が恋しかったんやろうな。

継母のことをすぐに『お母さん』と呼んで
継母のそばにいたけど、継母の弟に対する態度は、
どう見ても、母親のすることではなくて、
近所のお姉さんのすることだった。

弟からすると、そんな壁のある対応でも良いから、
『お母さん』と呼べる人に甘えたかったんだろうな。

４番目が生まれたのは、私が９歳の時だったけど、
妊娠して以降、継母は一切弟にかまわなくなった。

それどころか、
陰湿ないじめをする頭の悪い女子と同じ手口で、
弟をいじめるようになった。

弟の悲しそうな顔を今でも覚えているので、
本当に、心底継母がだっい嫌い！！！！！

実母だけではなく、３番目の弟を傷つけた継母を
一生、母親とは思えないし、恨みと憎しみしかない。

曹叡（そうえい）も同じ感情を、
郭皇后（曹丕の側室）に持っていたんだろう
と思うと、曹叡が怒りの感情を抑えきれず、
結局、郭皇后を殺してしまうけど、
気持ちがすっごい分かるので、
殺したことをだめだと思えない。

司馬懿やその他の重臣が
『育ててくれた母親を殺すのは、親不孝です！
　人間のすることではない！！！！！』と
曹叡が郭皇后を殺そうとしていた時、
必死に訴えていたけれど、

所詮、
継母は継母で実母に対する情を子供が持つことは
極めて難しいので『親不孝』と言われても、

（はい？　親不孝？？？
　あいつ、親じゃねぇし）としか思わないんですよ。

例えば、父親、もしくは母親が不慮の事故や
病気で早世してしまい、
その後、親が新しいパートナーを見つけ
再婚をし、その新しいパートナーが、
実の子供と同様に可愛がってくれて、
愛情を注ぎ続けてくれれば、子供もその人に対して、
感謝の気持ちと親として敬う気持ちを
持つことが出来る。

継母のように、現実、何もしておらず、
妻の座、母親の座にいるだけで、
子供が無条件で母親として敬い慕い、
信用し愛するなんて、あり得ない。

子供は純粋だから、大人の屁理屈など理解できない。
『同じ家に住んでくれただけでありがたい』
なんて思わない。

ただひたすら、『あなたを愛してる』、『大切だ』と
言葉で伝え、行動で示すしかない。

それでも拒否をする子供はいるけれど、
そこで
（俺（私）が、
こんなに必死になって対応しているのに、
受け入れないなんて、
こいつは根性がひん曲がってる！
もう知らない！！！！）と大人がキレたらだめです。

子供にとって親は、実親しかおらず、
その他は、所詮その他なんだよね。

『俺（私）は、あなたのために、
こんなに尽くしたでしょ！』
と言ってしまったらアウト。

だって、本当の親なら、
無償の愛情を子供にそそぐことが出来る。
『やってやっただろ！！！』
と恩着せがましい言葉を言うのは、
結局、他人の子供の面倒をみている感覚があるから。

（感謝してもらえる）、（感謝されて当然）と
見返りを求めている時点で、親じゃない。

我が子なら、自分の身を犠牲にしてでも
何でもしたい、守ってあげたい、
傷つけたくないと思うのだから、
『やってやってるだろ！！！！』
とは言わないからね。

私が４番目と５番目に怒りを感じるのは、
『愛人の子供とはいえ、好きでこの子たちも
　愛人の子供になったわけじゃない。

　子供には何の罪もない。
　だから、実の兄弟同様、可愛がろう』
と当時、９歳、１１歳だった私はそう思い、
ひたすら可愛がったからなのね。

継母に毎日ぶん殴られようと、
外に放り出されて家に入れてもらえなかろうと、
（この子たちには関係ない）と思い、
２人には何も言わず、一切いじめることもせず、
ひたすら可愛がったのね。

上記のように思ったり、可愛がったのは、
（親の罪は子の罪）と言わんばかりに、
親の不倫、再婚、次々に子供が出来ることを
クラスメートや保護者、近所の人たちに
面と向かって罵られたり、
いじめに遭いすごく嫌だったから、
私と同じ目に４番目と５番目を
遭わせたくないという気持ちからだったんだけど、
残念なことに、
そういう思いやりの気持ちが通じない化け物って、
しっかり存在するんだよね。

父と継母、４番目、5番目に私のそういう気持ちが
伝わることは、これまでただの１度もなかった。

こうなると、、
『あれだけ可愛がってやったのに！
傷つかないように、
４番目５番目に愛人の子供であることを言わず
ひたすら隠して、可愛がってやったのに！！！！！』
と恨みつらみの感情でいっぱいになる。

なので、曹叡の気持ちが分かるので、
観ていて悲しくなる。

皇帝という、誰よりも高い地位にいようと、
母親を求める気持ちは、変わるわけがないよね。

母親って特別な存在だからね。

曹叡が病気になり、
痴ほう症の老人のような状態になった時、
常にそばにいる内官（男性）
のことを母親だと思い込み、
『待って！行かないで！！！
　行かないで！　母上！！！！！
　母上、お願いです！　叡を捨てないで！！！
　ねぇ、母上、行かないで！！！』
と内官の足に抱き着きすがりついたのです。

内官は、そんな曹叡の頭をそっと撫でるのですが、
そうすると、曹叡は
『母上』と嬉しそうに内官を見てほほ笑むのです。

そして、
『母上、お待ちください。
　どうぞ、お好きでしょう？？？』と
曹叡の母親の甄皇后が好んで食べていた物を、
内官の目の前に差し出し、
『さぁ、お食べください』と言うのです。

内官が座ると、曹叡が
『お食べください。甘いですよ。食べてください』
と言い、内官の口元にそっと近づけるのです。

内官は口を開いて、それを口に含むのですが、
この時、流れているBGMがこれまた良くてね。

わし、大号泣😭😭😭😭😭😭😭

曹叡が可哀想すぎて、哀れで観ていられない。
※と言いつつ、しっかり観てるけど🥲