『知識もない。
経験もない。
何も分かってないのに、
自分が1番って思い込んでる人と話してると疲れるよね』と
友人が言っていた。
そう、そうなんだよ。
何かを知った時、嬉しくて、
それを言葉で説明出来た時嬉しくて、
自分だけが知れた大発見みたいになることは
誰でもあるだろうし、
私もそんなことが若かりし頃あったから、
クズ太郎の言っていることも、分からないでもない。
でも、皆、歳を取るにつれて、
知っているのは自分だけではない、
皆が知っていることなんだと知り、
偉そうに当たり前のことを言わなくなる。
『そんなこと、皆知ってるよ。
クズ太郎が今言っていることって、
皆が知っている基本的なことなんだよ。
皆ね、次のステップに行ってるの。
そこで色々あって悩んだり考えたりしてるんだよ』等と
言ったことがあった。
こういう時、クズ太郎はとても悲しそうな泣きそうな顔をする。
(ぼくたん、傷つきました。
どうちて、ぼくたんのことを非難しゅるんでちゅか??)
みたいな顔をする。
この時の表情もキモイから嫌い。
『あなたが言ってることって
○○ってことだよね?』とクズ太郎が何かを確かめるように言う。
『そうだよ。』と私が言うと、
その言葉に勢いづいたクズ太郎が、
『そうだよね!
じゃあさ、俺が言ってることは間違えてないよね!?
じゃあ、俺のこと否定しないでください!』と
目をひんむいて怒鳴ってくる。
『だからさ、それが間違えてるって言ってるの。
それはそうなんだけど、
その先に来いって言ってるの。
皆ね、そこから先のところにいるの。
クズ太郎は、全然下のところにいて
こっちに来てないんだよ。
どうしてそれが分からないの?
なんで???
なんで、そんな状態でその歳までこれたわけ?
不思議過ぎて怖いよ』と私が言うと、
クズ太郎がよほど悔しいのか怒鳴り続ける。
怒鳴るのもいいんだけどさ、
もっと成長しようよ。
皆と同じところに来てよ。
これって、天然って言うの?
ただの馬鹿なの?
それとも、やっぱり発達障害???
もう分からん。
やっぱりさ、1度検査ね。。。してみたかったよね。。。
もし、そうなら、少しはこの怒りもおさまりそうなんだけどね。。。
※文中に登場するクズ太郎は
『元カレ』ではありません。
ただのキチガイストーカー妄想虚言変出者です。