クズ太郎は、
生きてきて怒られたことも注意されたことも
教えられたことも、全て1度もないと言っていた。
『俺は今までほめられたことしかない』と自慢していた。
あのブラック企業では、
『自分が1番だと思ってる人にはね、
(あなたの言ってることが正しいですよ)
って言ってあげればいいの』
とおばさんたちが言っていた。
このおばさんたちも『自分が絶対に正しい人』だから、
話しが通じなくて当然と言えば当然だったけど。
何か言い争いがしたいわけではないし、
経験豊富で色々知っているであろう年上の方から
色々教えていただきたいと思い話をしたのだけど、
相手は何か嫌だと思うのか何なのか、
嫌味のみで返す人が多かった。
私も(この人には教えたくない)と思う場合は、
適当に話して終えるため、
相手はそう思ったのだろうと思い、
無理に(教えてくれ)と詰め寄ることはしなかった。
(歳だけ取った
精神年齢の低い馬鹿)くらいに思い
適当に流すことにした。
人間誰でも、
『この人を育てたくない』と思えば何も教えないし、
教えてもらえるような人間でない場合、
何も教えてもらえない。
あのブラック企業にいると、
あからさまに(お前には教えない)という
態度を出す人が多々いた。
クズ太郎もそういう人たちに、
にらまれ嫌味を言われているのに、
それに気がついていなかった。
『相手の態度が悪いことに気がついてるの?』
と何度か聞いたことがあったけど、
『は?相手の態度が悪いとか、
なんでそういう嫌なことしか言わないの?
相手の態度が悪いんじゃなくて、
俺がムカついて態度が悪いだけだよ』
とクズ太郎は言っていた。
相手がクズ太郎を嫌っていることに
気がついていないことに驚いた。
『人から教えられないこと』
をクズ太郎は自慢していたけど、
私の考えでは、
それは人から認められていない、
期待してもらったことのない、
何もない人間だからとしか思えなかった。
何度このことについて話をしても、
クズ太郎が理解することはなかった。
褒め言葉を言われて
『褒め殺しの刑』で潰された人間を
何人も見たことがあるけれど、
1度褒められてうぬぼれた人間は、
転職しても、その後、良くなることはない。
『自分は褒められて当然!
ここの人たちが自分の良さを理解出来ないだけだ!』
と怒り、転職を繰り返す。
違う。
悪いのは自分なんだよ。
クズ太郎も転職歴があるようだけど、
前職で良い扱いを受けていなかったようだ。
あのブラック企業でも
ずいぶんひどい扱いを受けていたけど。。。
※文中に登場するクズ太郎は
『元カレ』ではありません。
ただのキチガイストーカー妄想虚言変出者です。