ある番組で、
【元日本No.1スイマーパパ】が、
もう１度体を鍛え、現日本代表選手と
最後に水泳競技で勝負するというものがあったのだけど。。。
なんとも言えない気分。
元スイマー（４９ 歳）が、
１００日で体を鍛えて、勝負に挑むのだけど、
１００日間の努力はすごいと思ったし、
（さすが元日本代表）と思ったけど、
最後の勝負が、【現役選手】って。
この元スイマーご一家は、
奥様元日本代表、娘日本代表で、
息子だけ、代表になったことがないそうで、
『僕も日本代表になりたい』と言うのだけど、
『なりたいと思うだけで速くなるのなら、
皆、速いよ。。。』等と、
（さすが経験者だ）と思う言葉を父は息子にかけるのです。
そんなパパが現役の選手と対決。
もちろんハンデあり。
元スイマーパパがスタートした８秒後に
現役選手がスタートするのだけど、
折り返しの地点では、パパが優勢。
このままいけばパパが勝ちそうな感じ。
息子も興奮して、
『パパ、いけーーーー！
後ろ！追いつかれてる！』と大声をあげて
パパに声援を送っている。
このまま逃げ切ってほしい。。。と思うのだけど、
現役選手は恐ろしい。
後半、どんどん容赦なく距離を縮め、
数十秒差で現役選手が勝ったのですよ。
なんかね、その瞬間、
（おい、お前が勝つんかい！）とつっこみを入れたくなる気持ちと、
（努力が必ず報われるわけではない。
【努力した分、必ず成功を手にすることが出来る】なんてことはない）
ということを、パパが息子に身を持って教えた、
良い教訓になったんだ。
息子もこれを見て、
（ただひたすら努力しても仕方がない。
どんなに努力してもダメな時はある。
そういう時、その時に感じた悔しい気持ちに
どのように向き合い、どう処理をするのか、
物事に対して努力するのと同時に、
気持ちへの向き合い方、気持ちの処理の仕方を学ぶ必要がある）
ということを教えたのかな。。。と思うと、
（うん、まぁまぁ、こういうのもありか）と思ったのですが、
でもさ、土曜日の１９時台の番組ですよ。
おそらく、この時間帯は、親子がそろって観ることが多いでしょう。
パパに華を持たせてあげても良かったんじゃないの？
子供にとって、パパはヒーローでいてほしい。
自分のパパのかっこいい姿、雄姿を記憶したい。
子供の頃、父親は体も大きいけれど、
存在もでかく、越えることの出来ないでかい山、壁で、
父親というのは、頼りになり憧れであり、
尊敬し、手本にする存在だった。
その父親が目の前で負ける姿。。。
子供は傷つくんじゃないかな。
子供を傷つけてまで、現役選手が勝つ必要があったのかな。
これ、所詮バラエティ番組でしょ。
もう少し、手抜きしても良かったんじゃないのかな？
対戦相手をもう少しレベル下げても良かったんじゃないの？
子供に、父親のかっこいい姿を見せてあげても
良かったんじゃないの？
この子、すごく可哀想。
息子の泣いている姿が痛々しくて、
観ていて、ショックで泣けなかったよ。
父親は、父としてのプライドを傷つけられ、
子供は自分の父が負けたことでショックを受けて傷ついて。
あの一家で幸せな思いをした人は誰もいない。
良い思いをした人が一人もいなかった企画。
（こんな小さな子供を傷つけてまで、
何をやりたかったんだろう？ この番組は）
と疑問しかない。
バラエティ番組なんだし、
ここまでガチの勝負をする必要があったのか？と謎。
子供にあまり夢を見せすぎるのも良くないと思います。
３０代になっても、いつまでも精神年齢４歳で
『赤と白混ぜるとピンクになるよね！
俺、美術も得意だから知ってるよ！』と
ドヤ顔で言うようなあほなおっさんクズ太郎にならないためにも、
子供時代から、厳しい現実を理解させる必要はあると思うけど、
子供は大人が思うほど馬鹿ではない。
人間は、皆子供時代を経験しているから分かっていることだけど、
学校の【クラスカースト】、結構ひどくなかったですか？
学校で、１度いじめっ子枠に入ったら、
学生時代は、いじめの被害者決定。
馬鹿枠に入れば、何をしても
『馬鹿のくせに』といつまで経っても馬鹿にされる。
大人が子供に現実の厳しさを教えなくても、
同級生が同級生に生き地獄を与えるんだよ。
だから、テレビ番組でくらい、
少しは夢、みたいよね。
これに関しては、賛否両論あると思うのですが、
現役選手もプライドがあるから、
（手加減して負ける）という選択はないはずだし、
手加減をしてはいけないはずなので、
この現役選手を責めるのは、お門違い。
責めるとすれば、対戦相手に
現役選手を選んだ番組制作者やね。
泣いている息子が可哀想やった。。。
まさか、
『お前のお父さん、負けとったな（笑）』等と
学校でいじめたり、からかったりすることはないと思いたいけど。
絶対にいじめたりからかったりしないでね。
あの子は、十分、あの場で傷ついているよ。
そして、その傷ついた心を癒すべく、
親子で向き合っているはずだよ。
そういう大切な時間を壊したり、
踏みにじるような真似はしないでほしい。
子供への教育、しつけって大変だよね。
私は子供がいないから、
ああでもない、こうでもないと言ってるだけで良いけど、
子育てしている人は、瞬間瞬間で、
子供にとって何が良いのかを考えて判断して、
我が子に最適な物を提供しないといけないから。
私的に、飴と鞭をうまく使いこなしてほしいなと思うのみ。
褒める時はきちんと褒め、
ダメな時は、きちんと注意をする。
何をしても怒られると、子供としては、
何もやる気が起きなくなりますからね。
一生忘れないであろう言葉の一つ。
テストで全科目満点だった時。
『なんだ！その顔は！！！！！
百点取っただけだろ！
こんなので褒められると思ってるのか！！！！
百点なんて、皆取ってるんだぞ！
何も教わっていない状態、
勉強しない状態で突然テストをして
それで１００点取ったのなら褒めてやる。
でも、学校で習って勉強する時間があったんだろ！？
それなら、カンニングしてるのも同然なんだよ！
すでに分かっていることを聞かれて
間違わずに回答するなんて当たり前だろ！
こんなことで褒められると思うなよ！』
と父に怒鳴られまくりました。
意味が分かりませんでした。
勉強をする気は、当然ながら失いました。
やらないともちろん怒られるけど、
やっても怒られるんですよ。
じゃあ、勉強なんて嫌いで辛くて嫌なことはせず、
自分の好きなことをしていたほうが良いじゃないですか。
怒られ慣れ過ぎて、
まったく、学校の勉強はしませんでしたね。
厳しければ良いってもんじゃないよ。
甘いのも問題だけどね。
上手に対応することが出来る親って良いよね。
私が親になったら。。。
（子供を産むことが出来ないから一生無理なんだけどね）
もし、子供がいても、
自分がされたこととは真逆の事をしたいと思うから、
子育て失敗していただろうな。
それは、子供にとっての不幸。
そういう意味で、私は子供が産めなくて正解だったな。
※文中に登場するクズ太郎は
『元カレ』ではありません。
ただのキチガイストーカー妄想虚言変出者です。
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【sekainohajimarisan様】
（ガチバトル番組）ではなく、バラエティ番組なんだし、
視聴者もそれを分かって観ているわけだから、
もっと、子供目線でやってほしかったですよね。
子供の傷ついている姿は見ていて辛いですよね(;´･ω･)
