『年下のくせに生意気、俺(私)は年上だぞ(怒)』か。。。

 

20代の頃、

『年下のくせに生意気、俺(私)は年上だぞ(怒)』

と言っている人を見ると、少々『見苦しい』と思っていた。

 

10代の時に思っていたほど20代は大人ではない。

20代の時に思っていたほど30代も大人ではない。

 

今後どんどん歳をとり、40代・50代とどんどん経験することになるが、

10代・20代の頃に思ったほど、40代以上も大人ではないだろう。

 

実際、40代以上の人たちも、

『若い時に思っていたような大人になれていない。』

と皆、口をそろえて言う。

 

人間なんてそんなものなのだ。

 

でも、そんなこと30代になるまで気がつかなかったから、

20代の頃は、結構生意気な態度や失礼な態度はとっていた。

 

そんな過去があるから、年下に対して、

『私はあなたより年上だよ。何その態度!???』

と怒ったことはない。

 

怒っても意味はないと思っているからだ。

私が怒ったところで、

『うわーーー、中身がないやつほど歳を持ち出すんだよな。

 うぜーーーー』

と思われて、

『すみませんでしたーーーーー』と

これまた生意気な心のない謝罪を受けるだけ。

 

だから、『目上の者は敬え』とは言わない。

 

さらに、療養中に務めた会社の同期のおばさん(7歳ほど年上)

の口癖が、まさにこれ。

『年下のくせに生意気なのよ。』

 

20代の女性社員や契約社員に、

『あのおばさんに、口の利き方に気をつけろとか、

 年下のくせに生意気とか言われるけど、

 年下とはいえ、私たち社員ですよ。

 入社後、会社は社歴、契約形態で上下が決まる。

 実年齢が上の人でも、あなたが社員で社歴が長いなら、

 気を使うのはあのおばさんとも言われた。

 

 これって間違えてますか?

 あのおばさん、プライベートなことも根掘り葉掘り聞いてくるし、

 回答を断ると怒るし、言ったら言ったで言いふらすし、

 ストレスなんです。

 

 年上の人なら、何しても許されるんですか?

 年下なら何されても我慢するしかないんすか?』

と同じようなことを数人に聞かれたことがある。

 

 

 

 

 

基本的に、年上に、『失礼というのは失礼。』

『意見、注意をするのは失礼。』等と言われているけれど、

私の同期のおばさんは、ほんとにどうしようもない人だったから、

どうにかしたいと思うのは当然。

 

この同期のおばさんの厄介なところは、

少々被害妄想が強く、なんでもマウンティングされたと思ってしまうこと。

 

『○○さんに××と言われた。

 それって、あなたは○○ですねってことだよ。

 腹立つーーーーー!!!』等と怒るのだ。

 

『それはその言葉通りに受け取ればいいんじゃないですか?』と言っても、

『あんたはほんとにバカだねーーー。

 これが誉め言葉に聞こえるの?

 だからあんたはダメなんだよ。

 あの人は、私のことが嫌いだから、嫌味で言ったんだよ。

 人はね、誉め言葉を使って人を傷つけるの。

 そういうの分かった方がいいよ。』

と言っていた。

 

確かに、ムカつくやつ、ライバルは『誉め言葉と笑顔で潰せ』と教えられたことはある。

 

いい例が、クズ男だ。

皆に褒められ、

『俺は教えも注意も不要。俺に欠点は一つもない。

 俺は褒められるだけの人間だ。』とうかれまくった挙句、

10年以上も長期浪人をするというバカで愚かなことをしているんだから。

 

でも、必要以上に言葉をマウンティングと思うのもどうかと思う。

 

同期のおばさんの私に対する態度が、

ある一定の時期を境に悪くなった。

 

人から、

『あのおばさん、あなたの悪口言ってる。

 あの子ものすごく性格悪いから関わらないほうがいいよ等と言っているから

 気をつけた方がいいよ。』

と言われたことがある。

 

その時は、同期のおばさんにそこまで嫌われた理由が分からなかった。

今もよく分からないけれど、たぶん私の言葉で勝手に

『マウンティングされた。むかつく』と思ったのだろう。

めんどくさい。

 

けれど、同期のおばさんが人に対して攻撃的な理由もわかる。

同期のおばさんはすごく太っている。

ちょっと太っている程度ではない。

ものすごーーーーく太っている。

マツコデラックスをあのまま150cm台の身長にしたような体型だ。

 

同期のおばさんと食事に行ったとき、

そのお店の駐車場に若い男女数名がいた。

 

同期のおばさんを見ると、

『あれやべーーー(ニヤニヤ)』、

『おいおい、、、(ニタニタ)』、

『あれデブすぎじゃね(ニヤニヤ)』、

『ちょっとやめなよーーーー(ニヤニヤ)』

等とニヤニヤしながら何かを言っている。

 

同期のおばさんを見ると。。。。

恐ろしいほどに無表情で、ひたすらにまっすぐ前を向き歩いている。

 

自分が中傷されていることに気がついてはいるんだろう。

 

この時に少し分かったことがある。

なぜ同期のおばさんが他人の言葉をすぐ悪くとるのか。

 こうやって、馬鹿にされてきたからだ。

 

なぜ他人に面と向かって嫌なことを言うのか。

 自分が言われてきたからだ。ストレス発散なんだ。

 八つ当たりされたこっちはたまったもんじゃないけれど、

 皆が敵に見えてしかたないのだろう。

 

『私は人から散々罵られてきた。

 だから、私が他人を中傷して何が悪いんだ。』と

思っているのだろう。

 

同期のおばさんの心の闇が少し見えた。

 

そして、そういうことで戦い続けた結果、

こうなってしまったんだ。

 

『年下のくせに生意気』という言葉は、自分を守る道具なんだ。

そして、もう一つ、同期のおばさんのお決まりのセリフがある。

 

『失礼な人には失礼をしていい。』

 

とんでもない考えだ。

 

『年下は年上に逆らうな。』と言われ、さらに、

『失礼な人には失礼をしていい。』と思われたら、

下の立場の者は、ただ殴られるしかない。

 

そもそも、私は同期のおばさんのことは嫌いではなかった。

ぱっと見落ち着いていて、穏やかそうで優しそうで

良い人だと思っていた。

 

 

私の年上の知人や仕事関係者は、皆大人だ。

私が若いころに思っていた、思い描いていた大人だ。

皆、優しい。

だから、私もその優しさに甘えて、

ずいぶん好き勝手なことをさせてもらえた。

 

 

ぱっと見、同期のおばさんも歳相応の落ち着きを持った大人の女性に思えた。

優しく理解のある素敵な大人しか知らなかった私は、

同期のおばさんの本性を見抜けず、いつも通りの態度をとった。

 

相手が精神的に幼稚なら、あの時の私の態度は失敗だ。

関わらず、無視すれば良かったな。。。