『え!?なんでそんなに怒ってるの!?? 別に、そんなに怒るようなことじゃないでしょ???』とクズ男が戸惑った顔をして言っていたが、1日に1度は人を怒鳴るクズ男に言われたくないと思った。。。

 

なぜ怒ったのか、

怒って何を言ったのか、

詳細は一切覚えていないが、

覚えていないほど、ほんとにどうでもいいことで

『もう、何これ!???』的に、

怒って何か言っていたことがあった。

 

その日、イライラした原因は、

嫌いなクズ男にイヤイヤ関わっていることに

ほんとに嫌気がさし、ストレスがだいぶ溜まっていたことで、

普段ならどうとも思わないことに怒り、八つ当たりしていた。

 

 

すると、

『え!??なんでそんなに怒ってるの!?

 こんなこと、別に怒るようなことじゃないでしょ???』

とクズ男が戸惑った顔をして言ってきた。

 

『だってさ。。。』と何か言い返したが、

なんと言い返したか覚えていない。

 

すると、

『俺、そうやって怒る人、きらーい。

 こんなこと、いちいち怒ることじゃないでしょ。

 俺、そうやって感情的になって怒る人嫌いなんだよ。

 なんで冷静に対応出来ないの?

 怒っても何も解決出来ないんだよ。

 怒る意味が分からない。』等とクズ男が怒りながら言っていた。

 

 

は?

すでにクズ男も怒ってるよね?

そして、クズ男はちょっとしたことですぐに怒って怒鳴るよね?

 

感情的になって怒る人が嫌い?

それ、自分にまず言ってよ。

なーに、言ってんだよ????

 

 

『クズ男って、しょっちゅう人のこと怒鳴ってるよね。』

と私が言うと、

『え?俺、人のこと怒鳴ったことないよ。』

とクズ男が言う。

 

『何言ってるの?クズ男はよく人のこと怒鳴ってるよ。』

と私が言うと、

 

『は!?俺、人のこと怒鳴ったことないよ! 

 あなただけだよ、そういうこと言う人。

 ほんとに、あなたって何なの!???

 俺ね、すごく冷静で礼儀正しい人だって

 皆にほめられるんだよ。

 あなた俺のこと誰だと思ってるの!???

 俺、先生って呼ばれて一目置かれてるんだよ!!!』

とクズ男が怒鳴ってくる。

 

あのーーーー、今、まさに怒鳴っていますよ。

それを『怒鳴っている』と言わず、

どういう態度を『人を怒鳴る』って言うんだよ。

 

他にも、『怒鳴るのやめてください。』と言うと、

『怒鳴ってません!』と怒鳴る人がいたけれど、

そういう人たちって、きっと怒鳴るという行動が当り前で、

それこそ、怒鳴り声のない平穏な環境を知らないのだろう。

 

クズ男は、怒鳴る人が多いP部署を『普通』と言っていた。

それにしても、毎日毎日怒鳴る人や怒鳴る自分のことを

『怒鳴っている』と思えないのに、

なぜ私が少し怒っただけで、

『感情的になって怒る人、きらーい』と言うのだろう。

 

おそらく、クズ男にとって私は『怒る人』であっては困るのだろう。

自分が何をしても怒らず、ほめるだけの存在でいてほしいのだろう。

ほんとは、

『えぇ、クズ男ってそんなことも知ってるの!?

 クズ男は何でも知ってて、何でも出来て、すごい人だね。

 すごい!優秀!頭いい!』等と言われたかったのだろう。

 

ところが、思い通りにいかず、

ほめてもらえないどころか、

教えられ、注意され、怒られるから、

嫌だったのだろう。

 

人を見た目で判断するから悪いんだ。

自分が何でも口出し出来る程度の人間だと思ったから悪いんだ。

 

本来、人は人に意見したり何か良いようにすることなど出来ない。

何がしたくて、どうしたいのか、

それを知っているはずの本人ですら、

よく分からないことがある。

 

『自分のことなのに、なんで分からないんだ!??

 自分のことなんだから、分かるだろ!!!』

と怒っている人をたまに見かけるが、

その人は、自分のことを何でも分かるのだろうか。

何をするにも、全て理由がはっきり分かるのだろうか。

 

分からないことは当然で、分からなくていい。

例え、それが自分のことであっても、分からなくていい。

全て分かる方が不自然だと私は思っている。

 

だから、自分のことすら自分で分からないのに、

他人に自分のことが理解できるなんてあるわけがないと思っている。

 

だから、クズ男が、

『俺は人のことは何でも分かる。

 あなたのこともよく分かる。

 あなたを良いように導いてあげます。

 俺の言うことを聞いていれば、必ず良いようになります。

 俺の言うことを聞かないならキル。』

という傲慢なクズ男が大嫌いだった。

 

『なんでも分かる』なら、まず自分のことをきちんとしようよ。

『なんでも分かる』のに、なぜ10年以上も同じ失敗をしているんだ?

『なんでも分かる』のなら、今までクズ男がしてきたことが

世間的に評価対象外になることは、よーーーーく分かるはずで、

そんな分際で、人のことに口を出していいわけがないことも分かるはずだ。

 

『この人なら、自分をどうにかしてくれるかもしれない。』

そう思う人はいるが、そういう人は、

まず、その人自身がしっかりしている。

(こういう風になれたらいいな)と思わせる物を持っている。

 

そういう人に話を聞くと、

子供の頃から、しっかり何かしらやっていて、

大人になって途中で突然劇的に変わったということは

あまり聞いたことがない。

子供の頃からの小さな積み重ねがあってこそだ。

 

 

クズ男のように、ぐずぐずだらだらと失敗を続けている人を見て、

(こういう風になれたらいいな)等と思ったことはない。

(こんな風になりたくない。)と思うだけだ。

 

自分の失敗を認識せず、

『誰よりも優秀だ!』、

『俺の言うことを聞け!聞かないやつはキル。

 今までも、俺の言うことを聞かない人は切ってきた!!!』

と堂々と言っていたが、なぜああも恥ずかしげもなく言えるのだろう。

 

自分が人を面と向かって侮辱し、怒鳴りつけていることは認識せず、

『俺、感情的になって怒鳴る人、きらーーーーい。』

と言っていたが、

私は、

『自分のことが見えていない人がきらーーーーーい。』

 

あの会社に入り、怒鳴る人が多いせいで感化され、

私も何度か大声を出したことがあった。

そして、後で後悔するということが何度もあった。

 

あの会社を辞めて以来、

怒鳴ることもなければ、そもそも怒ることがない。

 

あの会社にいた時、とにかく毎日イライラしていた。

あのまま、あの会社にい続けたら、

もしかしたら私も平気で怒鳴るようになり、

人を怒鳴ることに罪悪感を感じることが出来なくなり、

後からでも反省したり罪悪感を感じることが出来なくなるのかもしれない

と思うと、怖い。

 

思い返してみると、クズ男だけではなく、

あの会社にいる人は、自分も怒りっぽくてもそれには気がついていないのか、

私がちょっと怒っていると、

(うるさいなー)という顔をしてにらみつけてくる人がいた。

 

いやいや、あなたの方が、しょっちゅう怒ってるでしょ!?

しかも、その顔。。。

自分の方が怒ってることが回数的には多いのに、

それに気がついてないんですか?と驚いていたが、

あの会社にいると、そうなってしまうのだろう。

あの会社にいると、そう変わってしまう理由も分かる。

 

自分が悪いことをしていることに自ら気がつけず、

反省、罪悪感等、このような感情を持つことの出来ない人間になる前に

あの会社を辞めて良かったと思う。

 

そうでなければ、私もクズ男のように

人を怒鳴っておきながら、『そうやって怒鳴る人、きらーい』

と言うゴミになっていたかもしれない。。。