Eさんは俺のことを嫌ってないよ。

休憩室で、『この会社もうやだー。』等と愚痴を言い合っていたEさん。

 

『俺、もっても年内(2014年)いっぱいだな。』、

『私も。それ以上は無理。精神的にも体力的にも無理。』

という話をよくしていた。

 

ある日の休憩中、

『俺、○月で辞めることにした。

 数日前に上司Xに辞めると伝え、受理された。

 辞める話するの、○○さん(私)がはじめてだよ。』

とEさんが言ってきた。

 

『え?年内いっぱいで辞めるって言ってたけど、

 もう辞めるの?』と聞いた。

 

『うん、ちょっともう耐えられなくてさ。

 ごめんね、先に辞めることにして。

 

 俺が辞めること、今のところ上司Xしか知らないんだ。

 他の人には、辞める話を当分するつもりもない。

 だから、俺が辞めることを誰かが知っていたら、○○さん(私)が

 言ったってことになるからね。』

と言ってきた。

 

誰からも何も聞いていないので、詳しいことは分からないが、

Eさんは、数か月前から何か社内でトラブルがあったようだ。

会社を辞める原因はそのことだと思う。

本人から何も聞いていないので、

これは、あくまでも私の勝手な推測だ。

 

Eさんが誰と何をもめていたのか、全く知らない。

 

私は私で、クズ男のことでうんざりしていたので、

正直、これ以上誰かのトラブルに巻き込まれたくなかった。

 

本人が私に相談をしたければするだろう。

Eさんが直接話をすれば嫌がらずに聞くけれど、

特に話してこなかったので、私からEさんのトラブルに触れることもしなかった。

 

『辞めること、絶対に誰にも言わないよ。』と言うと、

『あ、ウソウソ。別に言ってもいいよ。』とEさんは言ってきたが、

 

Eさんが辞める話をしたい相手もいないし、

もし言って、Eさんが私に対して何か不快を感じるのも嫌だったので

『言わない。』と言った。

 

Eさんの最終出勤日、私とクズ男も出勤だった。

いつものように、『送ってくよ。』と言うので、

断るとクズ男が怒るので、その日もイヤイヤ送ってもらうことにした。

 

車に乗った時、クズ男が何かを達成したような、

誇らしげな顔をしてウキウキしているのに気がついた。

 

(こいつ、なにウキウキしてんだろう。気持ち悪いな。)

と思っていると、

 

『ねぇ、今日Eさん最後だったの知ってる?

 さっき、フロア出る時、今日で会社辞めるからって挨拶されたんだ。

 Eさん辞めること知ってた?』とクズ男が聞いてきた。

 

『うん、知ってるよ。』と答えると、

『えっ!?うそ???さっき帰り、何も話してなかったよね。

 嘘ついてるの?』とクズ男が言ってきた。

 

『Eさんね、辞める話を1か月半前に上司Xに話したんだけど、

 その後、1番に私に辞める話してくれたの。

 先月の時点で、辞める話を知っているのは私と上司Xだけ。

 辞めることを上司Xと私以外が知っていたら、2人のどっちかがばらした

 ことになるとEさんに言われたの。

 だから、誰にも言わなかった。

 

 ところで、Eさんが辞めること、今日まで知らなかったの?

 なんで?』

と聞くと、クズ男が驚くほどひきつった顔をして、

 

『え。。。だって、休憩一緒にならないし。。。』

としどろもどろに答える。

 

『別に休憩一緒じゃなくても、いつでも言おうと思えば言えるでしょ。

 廊下とかトイレで会った時とか、今日みたいにフロア内で

 呼びとめて話すとか。 休憩室である必要がないよね。

 

 それに、よく休憩一緒になってたよね?

 私とクズ男とEさんと3人で休憩室にいること結構あったよね?』

と私が言うと、クズ男はさらにひきつった顔をして、

 

『べ、べ、別に、俺、Eさんに嫌われてないし。』

とつまりながら言った。

 

はーい!また嘘言ったーーーーー(怒)

Eさんは、お前のことが嫌いなんでーーーーーーす!

人に、『嘘をつくな。』と言う前に、

お前が嘘をつくなーーーー(怒) 

 

『俺、クズ男くんのこと嫌い。』と私は何度か聞いたし、

P部署にEさんが来て、クズ男の悪口を言っていたこともある。

 

そして、たばこの吸える休憩室でも、

Eさんはクズ男の悪口を言っていて、

何を言っていたか人づてに聞いたこともある。

 

『Eさんがクズ男を嫌っている』という話は、私含め10人ほどは聞いている。

 

ほんとは、

『嫌われてないとか嘘ついてんじゃない(怒)』と言いたかったが、

言えなかった。

 

クズ男は、これを聞くと、本人に直接確認をしに行く。

 

だから、会社側から、

『クズ男に、絶対に誰がなんと言っているのか言わないで。

 あいつ、言った犯人をつきとめて本人の所に行って、

 相手が謝罪し、クズ男のことを認めるまで執拗に攻め続けるの。

 それで、何人の人が会社を辞めたか。。。 

 とにかく、余計なことは言わないで。』

と注意警告をされていたので、言いたくても言えなかった。

 

 

 

 

 

Eさんは会社を辞めた。

けれど、田舎は行くお店がだいたい決まっているので、

今後会わないとも限らない。

その時に、

『Eさんが俺のことを嫌っているとあの女が言っていたけどほんと?』、

『そんなことは言っていない。あの女の嘘・妄想』

 

『Eさんに聞いたけど、俺のこと嫌いだと言ってないと言ってた。

 なぜあなたはいつもそうやって嘘をつくの?

 もうあなたの言うことは信じない。』

こうなることは目に見えている。

 

だから、黙っていた。

 

でも、この無言をクズ男は肯定の無言ととらえただろう。

 

クズ男はバカなのだ。

 

クズ男の頭にあるのは、

『無言=肯定』、『無言=納得』

これだけ。

 

『無言=怒り』、『無言=呆れ』等、

無言が怖いものだと知る日は、クズ男に来るのだろうか。。。。