読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

人を罠にかけるのはやめようね。

元直属の上司はクセの強い人だったけど、

私は結構好きだった。

 

『好き』と言っても異性としてではない。

『人間として』というか、なんというか。

 

私は子供の頃からこれといった趣味がない。

興味のあるものがない。

 

でも、無趣味で語るものがないと

『何も知らないダメな人』というレッテルをはられるので、

子供の頃から周囲の人間が興味を持っていることに興味を持っていた。

(このことに関して周囲の人は、

 マネするうざいやつと思っていた人もいたと思う。)

 

 

でも、どんなにマネをしても

結局好きになれないし興味も持てないから

全く情報が頭に残らない。

 

『好きって言うわりに、何も知らないよね。』

とよく言われたし、いまだに言われる。

 

そりゃそうだ。

だって、そもそも好きじゃないし興味ないし(笑)

 

これこそ嘘ついてるんだよ。

興味ないくせに、『興味ある』と嘘をつき、

好きじゃないくせに、『好きだ』と嘘をついている。

 

けれど、不思議なもので、子供の頃から

嘘ついたことはホントのことだと思われ、

ほんとのことを言うと嘘と言われる。

 

なんでだろう。。。。

 

 

こんな無趣味でつまらない私だから、

何かに打ち込んでいる人は好きだし、うらやましく感じる。

 

元直属の上司は好きな物がはっきりしている人だった。

いくつか好きな物があり、そのことについての知識が深い。

 

その趣味に打ち込んでいる姿はとにかく羨ましかった。

なんでもいいから好きな物があり、

趣味に打ち込んでいる人に興味をひかれる。

 

だから、元直属の上司と話をするのは楽しかった。

 

けれど、そんな元直属の上司を

一度、嫌いになりそうになったことがあった。

 

私がクズ男にピアノを頼んだ数日後、

クズ男が私の所属する部署に来た。

その時、私は元直属の上司と2人で話をしていた。

 

『ピアノのことで聞きたいこともあるから、

 メアド教えてください。』

とクズ男に言われた。

 

私はこの企業に勤務して数か月目にめんどくさい勘違い男と

トラブルを起こしたことがあった。

その時、この元直属の上司に相談をした。

 

この元直属の上司は、

『あいつ、いつも女性に言い寄ってはトラブル起こすんだよ。

 何かあったら対応してあげるよ。』

とはじめは言ってくれていたのだが、

いざ問題になった時、

『あいつと話をして、メアドを教えたあなたにも落ち度がある。』

と私が悪いと責めるだけで、取り合ってくれなかった。

 

『何か問題が起きたら対応してくれるって言ってましたよね?』

と言ったところ、

『俺だって刺されたくないんだよ。

 何かあるなら警察に言ってよ。』

と逃げた。

 

『それって、無責任だし、卑怯ですよね?』

とさらに問い詰めたところ、

『そうだよ、俺は無責任だし卑怯だよ。

 刺されたくないし、自分が一番大事だよ。

 それに、俺が刺されたら責任取ってくれるの?』

と言ってきた。

 

このセリフを聞いて、私は怒るどころか納得した。

あまりの素直さに、『そうだよね。』と納得した。

 

元々、この元上司に悪感情を抱いていなかったというのもあったからだろうけど、

特にこの一件で嫌いになることはなかった。

むしろ、その素直さに好感を抱いたくらいだ。

 

 

こんなことがあったので、

私が男性トラブルを避けたがっていることは

この元上司は重々承知の上だと思っていた。

 

クズ男にメアドを聞かれたとき、

正直言って、私はとても不安だった。

 

とにかく上から目線の傲慢で他人のことを支配するコマくらいにしか

思っていないクズ男にメアドを教えることに一瞬恐怖を覚えた。

 

どうしようかと思い、元上司の顔を見た。

すると、元上司はとてもにこやかな笑顔でうなずいた。

私はそれを

『メアド教えても問題ないよ。

 大丈夫だよ。』

という意味だと思った。

 

そして、元上司の前でクズ男にメアドを書いた紙を渡した。

 

 

クズ男がいなくなった後、

『○○さんの時みたいにクズ男とトラブルがあっても、

 絶対に俺に相談してこないでよ。』

と元上司がニヤリと笑いながら言ってきた。

 

その時、『はめられた』と思った。

 

焦った私は

『え?どういうことですか? 

 何かあったら嫌だし怖いから、

 メアド教えていいのか顔見たんだけど。

 

 笑顔でうなずいてましたよね? 

 大丈夫ってことじゃないんですか?』

と聞いた。

 

すると、

『大丈夫って思ったのは、それはあなたが勝手にそう思っただけでしょ。

 俺は大丈夫なんて一言も言ってないよ。

 

 クズ男はね、誰の言うことも聞かないんだ。

 今までも色々トラブル起こしてるけど、

 その度に注意してきたけど、

 必ず注意した人を面と向かって侮辱するんだ。

 俺も何度も侮辱されたことがあった。

 クズ男が言ってることって非常識でしょ。

 

 間違えたこと言ってるくせに、

 正しいことを言っている俺が侮辱されたんだよ。

 俺、他人から馬鹿にされたり侮辱されるの嫌なんだ。

 だから、クズ男と話したくない。

 

 それと、他の社員にも相談しないで。

 会社にも報告したり相談したりしないで。

 皆、クズ男と関わりたくないんだよ。

 分かったね。』

と元上司が言ってきた。

 

 

『それってひどくないですけ?

 メアド教えた後にそんなこと言うなんておかしいですよ。

 メアド教える前に言ってくださいよ。』

と言うと、

 

『○○さんの件もあるし、それは自分で判断することでしょ。

 なんで俺のせいにするの?』

 

『○○さん(元上司)のせいにしてるわけじゃなくて、

 この人(クズ男)は大丈夫なのかって。。。。。。。』

 

パニックで頭が真っ白になり、

この後、どんな会話をしたのか忘れてしまった。

 

結構腹が立ったし、裏切られた気分になって

本気でこの元上司を嫌いそうになった。

 

あの時メアドを教える前に、

クズ男が要注意人物だと教えてくれていたら

また対応が変わったのに。

 

え?責任転嫁するなって?

 

罠にかけられるようなお前が悪いって?

 

そうだね、そうだね、そうですね。

 

もう絶対に人を信じたりしないよ。

メアドは絶対に教えないよ。

高級料亭みたいに一見さんお断りにするよ。

 

悪い噂のある人とは関わらないよ。

人を見たら疑ってかかるよ。

 

(笑)

なんて幼稚で稚拙な結論だ。

 

そうじゃないだろ(笑)

 

うまい断りのもんくを覚えましょう。

処世術を身につけましょう。

 

私は人を罠にかけることはしない。

 

下手すると、自分がしたことで、

こうやって誰かを長いこと悩ませることになるかもしれないんだ。

 

人を罠にかけるのはやめようね。

 

 

PONEYは、おかげさまで10周年!! ポイントを貯めて、交換手数料無料で現金やギフトカードをGET!

 

 

 

 

モッピー!お金がたまるポイントサイト

 

 

 

 

 

 

 

広告を非表示にする